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札幌と鹿児島で「自家買い」案件

客に提供した賞品をパチンコホールが直接買い取る、いわゆる「自家買い」による風営法違反によってホール経営者が逮捕される事案が、11月に入って札幌と鹿児島県沖永良部島でたてつづけに2件、発生している。一般地元紙などが報じた。

報道によれば札幌の事案では、東区の『パーラー大黒天元町店』が9月と10月に客2人から賞品を買い取った疑いで運営会社の社長ら3人が今月15日に逮捕された。東署は、景品買取所に会社としての実体がなく、実質的にパチンコホールの運営会社と一体となっていたと話しているという。

一方、沖永良部島の事案では、『スリーセブン沖永良部店』が10月2日と4日の2回、客から商品を買い取った疑いで、ホール経営会社役員2人が11月4日、逮捕され、家宅捜索が行われた。容疑者2人は、パチンコホールと景品買取所の両方を経営していたとのことである。

[2014年11月20日・日刊遊技情報]

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