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日電協・日工組、「傾斜値2.0枚規制」を決定

日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)および日本遊技機工業組合(日工組)は15日、業界関係団体に向けて、のめり込み防止に関する自主的な措置として、新たに「傾斜値2.0枚規制」を講じることを決定したと連絡した。この規制ではART中における1ゲームあたりの平均純増枚数を、ボーナスを含め2.0枚未満とする。

両組合は7月27日付で「入賞Sim出玉率1未満規制」(内部成立役がすべて入賞したと仮定した場合における出玉率を1未満とする)を定め、実質的に現行ATタイプを規制することを決定した。今回の措置は前回に合わせ、本年12月1日以降の型式申請より適用する。規制を満たさないパチスロの新台設置は来年7月末まで。

両団体では、9月30日の6団体合意および申合せにおいて、優先的に撤去すべき「高射幸性遊技機」に指定する基準として、1万ゲームの差玉が2万枚を超えることと定めていた。今回の規制により、1万ゲームでの最大差玉(MY)は2万枚未満に抑えられる。

関係者によれば、両団体は現在、さらなる追加措置として3000枚でのリミッター搭載について議論を行っているという。

[2015年10月21日・日刊遊技情報]

日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)

日本遊技機工業組合(日工組)

151021nichidenkyo

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