『TRIVIAL MARKET』(日刊遊技情報2015年2月16日号)

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▼景気が悪いのは将来の不安から人びとが消費せず貯め込んでいるから。特に資産の大半を所有する高齢者は特に。そして日本は過去の莫大な投資の結果、あり余る設備や人を抱え、供給力はあるが需要が足りない、だから消費マインドを刺激しなければならない。こうして歴史的な異次元金融緩和をはじめとする一連の経済政策が実行された▼その結果、円安・株高・インフレが進んだ。ただ、肝心の景気はどうか。「実は、近年の成長率の低下の一因は、消費のしすぎにある」(『円高・デフレが日本を救う』小幡績著)。2013年に初めて家計の貯蓄率がマイナスになってから、日本は貯蓄を取り崩す経済になっている。貯蓄分が投資に回っていない。考えてみれば、バブル崩壊後、企業はひたすらリストラに邁進した。その結果として人的資本も実物資本も不足しているのが今だ。つまり需要が足りないのではなく、「供給力不足が、日本経済の真の問題なのである」▼20年も投資を怠ったので生産性は低いまま。だからニーズに合ったモノやサービスを生み出せない。消費ではなく投資。「丁寧に人を育て、質の高い設備投資をすることが必要なのである」。パチンコ店も同じ。人やモノに投資しつづけた企業こそ勝ち残っている(桜)

円高・デフレが日本を救う (ディスカヴァー携書)

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