『TRIVIAL MARKET』(日刊遊技情報12月2日号)

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▼変化を好む人と好まない人がいる。概して変化を好まない人は現在成功しており、既得権を享受している。反対に変化を好む人は現状に満足しておらず、このままではいけないと強い危機感を抱いている▼成功することよりも成功しつづけることのほうがはるかに難しい。そう巷間言われるのはこの機微をわかっているから。つまり人は保守化しがち。前例を踏襲し、リスクを取ってチャレンジすることの否定面ばかりが強調される▼失うものがない人ほどリスクを恐れない。はじめから何もないから。何もない若者にしかできないことというものが必ずある。そして現状に満足してはいないが、かといって大きな変化も望まないという年齢もある。社会が高齢化することの最も危惧される点である▼ある事業が成功し、成功した理由を細分化して分析し、優秀な能力のスタッフがさらに改良をつづけてお客のニーズを満たす商品に仕上げれば仕上げるほど失敗に転げ落ちる可能性が増える、という現象を実証したのがクリステンセンのイノベーションのジレンマ。パチンコ店の客が20年以上減りつづけているのも、逆説的に言えば業界の努力の賜物と言える。失うものがない人たちの新規参入こそ、ここでも必要になる(桜)

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