『TRIVIAL MARKET』(日刊遊技情報2016年7月25日号)

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▼『人蕩し術』(無能唱元著)という本がある。「ひとたらしじゅつ」と読む。どうも憎めない人や妙に好かれる人というのは確かにいる。例えば秀吉や本田宗一郎を著者は挙げる。そういう人はズバ抜けて魅力的な人物ではあるが、必ずしも優秀な人物とは限らない。そして成功する人には、自分一人の力ではなく必ず多くの味方が応援しているという共通点がある▼自分が魅力的な人物になればいいが、なれないから困っている。ではどうするか。人蕩し術の極意は、人に喜ばれることをすればいい、ということ。人に喜ばれることとは、簡単に言えば人になにかを与えること。モノやおカネをあげれば人は喜んでくれる。ただ、自分がモノやおカネを持っていなければあげることはできない。どのような人でも無限に持っているものがある。それがつまり、笑顔であり、愛情であり、好奇心や思いやりなどの無形の財産である、と▼信号待ちしているといきなりぶつかってくる人がいる。すいませんの言葉もない。別の信号でまたぶつかってくる。ポケモンGOに夢中になっているのだ。歩きながらスマホをのぞき込んでいる大勢の人がゾンビの群れのよう。これも一種の人蕩しなのかもしれない。何を与えているのか、よく観察する(桜)

人蕩し術 (ひとたらしじゅつ)

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