『TRIVIAL MARKET』(日刊遊技情報2017年12月8日号)

▼入と出。入り口と出口。景気の良いときは入る方ばかり気になるが、景気が悪くなると出に向かわざるを得ない。ただ、入りは華やかだが出は地味で、できればあまりふれたくない話題。食事と同じで、食べることには熱心でも出の話題は忌避しがち。上水と下水の関係か▼金融の世界では、投資した案件を回収することを出口戦略やエグジットという。投資が入で回収が出。投資を決めるタイミングではもちろん出口戦略を考えるが、実際計画通りに進むことはまずない。そのたびに出口を再考することになる。利に敏い金融でさえ出口戦略は難しい。過剰な金融緩和で出口の見えない日本経済の先行き不安と同じ▼「来年から認定機が半分近くを占めるホールでは、何を買うかより何を外すかが問題。外す台がなければ買いたくても買えない」とあるチェーン店営業責任者。設置台数は450万台のままでも、低貸島や認定島が増殖し、いつの間にか入替え対象島が半分以下、3分の1近くになった。市場が縮小すれば売上は落ちる。販売台数が年々減少するのも当たり前。あとは回転率を上げるしかなくなる▼おそらく来年は出口を真剣に考える年になる。どう抜け出すか。そして、その出口は新しい入口につながる(桜)

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Photo by Andrew Loke on Unsplash

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