『TRIVIAL MARKET』(日刊遊技情報11月12日号)

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▼自社製品の販売価格をいくらにするか。値決めは経営、とは京セラ稲盛氏の言。旧来は川上から考え、原価に利益を乗せて算出した。モノ余りの今はしかし、顧客に売れる値段がまずあり、その価格を実現するために川上まで遡って工程を管理する。作って売る、のではなく、売れるモノを作る▼『トレードオフ』(ケビン・メイニー著)を読む。ある事業家に成功の秘訣を訊く。「人々から愛されるか、必要とされるか。このどちらかの基準を満たさないかぎりビジネスは繁栄しない」と。著者は上質と手軽さの2つの軸で事業を分析してきた。愛されるか、必要とされるかを重ねあわせる。「上質であるとは、突き詰めれば愛されるということだ」。例えばファッション、音楽、プラダのバッグ、ティファニー、そしてiPhone。愛されるが必要とは限らない。そして値段は概して高い▼一方の手軽さは、「『必要とされる』と同義である」。ウォルマート、家電製品、日用品など。つまりコモディティ化して値段が下がる。上質と手軽、あるいは「愛される」と「必要とされる」。両方を追う中途半端はほぼ失敗する▼そもそもパチンコ店は必要ではなく愛されるべき存在。愛されてなんぼ。安さだけでお客は来ない。そう、値決めは経営そのもの(桜)

トレードオフ―上質をとるか、手軽をとるか

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