『TRIVIAL MARKET』(日刊遊技情報2018年4月25日号)

▼合理的に考える経営者ほど属人的な仕事のやり方を嫌う。つまり職人のような、特別の知識や技術を持つ人がいないと回らない体制を嫌がる。マニュアル化、チェーンオペレーション、システム化や見える化など、その人が持つ知識・技術を他の人と共有し、サービスレベルを一定に保って誰でも円滑に業務が遂行できるようにしたい、と▼その行き着くところは自動化、機械化。面倒な教育に時間がかかる人より、メンテナンスさえすれば不平不満を言わず黙々と与えられた仕事をこなす機械は経営者にとって非常にありがたい。だから人の仕事を代替できる機械が開発され投資額が低ければ喜んで多くの経営者は機械を導入する▼ところが経済環境が変化し、既存のシステムでは利益が出なくなると、システムそのものを改善したりまったく新しく作り直す必要が出てくる。機械を見ると以前からやっている仕事を相変わらず正確にやり続けるだけで、新しく動いて別のモノを作り出すわけではない▼新しい創造は人しかできない。立派なシステムが稼働してきた組織ほどシステムの運用者はいても創造者はいない。その時はじめてドライな経営者は属人的な業務の重要性に気づく。会社作りも国作りもその繰り返し(桜)

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