『TRIVIAL MARKET』(日刊遊技情報2018年6月5日号)

▼東京のローカル駅前の小さな本屋兼文房具店の跡取りと知り合いになる。お客を一人でも増やそうと一生懸命働いた。一番考えたのは何を売るか。本なら新刊か定番か、文房具の品揃えはどうするか。いつしか利幅の大きい商品スペースが増え、本売り場より文具が占拠し、そのうちCDも置きはじめ、結局店は閉めてコンビニに貸すことにした、と▼やり直すならどうするか。何を売るかが大事なのは変わらない。当時参考にしたのはコンビニ。小さい店にめったに売れないものは置けない。売れ筋も絞り込む。ただ客層は高齢者が多いので、定番の品切れは避ける。パチンコなら、低貸の高齢者には丁寧に遊んでもらい、4円新台の入替え頻度を増やし徐々に若年層を集める。スロットも同じ。4円20円は燃費の悪い営業になるが、多少でも利益が出れば御の字とする▼最も避けるべきは稼働のない赤字台。それとセキュリティ。小売も万引きで一気に利益が飛ぶ。古くても新しくても売れるモノは揃え売れなくなったら即廃棄。立地が良いなら商品の回転が魅力になり、立地が悪ければ商品の魅力が勝負。立地が悪く商品に魅力がないなら撤退しかない。「今なら分かることも当時は気がつかなかった」と。何を売るか(桜)

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Photo by Rhema Kallianpur on Unsplash

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