『TRIVIAL MARKET』(日刊遊技情報5月12日号)

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▼このなかで創業者という人はいるんですか、と経営者の集まりで問うと、手を挙げたのはひとりだけだった。それだけパチンコ店というビジネスは新規参入がなく、0から1を立ち上げる経験を持つ人が少ない業種だった。手を挙げた社長は、知人から譲り受けた小さなパチンコ店のオーナーで、集客に苦労し、何かヒントはないかと必死に勉強会に参加していた▼少し前、全国の遊技業組合の青年部交流会で行われた岸博幸氏の講演。イノベーションを起こすこと、ビジネスのやり方を変えることを若手経営者に強く訴えた。前例がないことをやる、甘えない、創意工夫をする余地はどの産業にも必ずある、と。「例えば小売業。商店街がシャッター通りになるのは当たり前。イノベーションがないから」と▼同じ小売業でもコンビニは最高益を更新している。なぜならコンビニこそイノベーションの塊りだから、と言う。音楽業界も右肩下がりをつづけているが、AKBはじめ、前例のない手法で利益を上げている会社はある。「成功体験のない若い世代にこそチャンスがある」▼2代目、3代目が問題なのではなく、自分でリスクを取るかどうかがイノベーションの要諦。成功体験をなぞってもうまくいかないことだけは確か(桜)

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