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【寄稿コラム】パチンコの「上位モード」の仕組みについて解説

「Pフィーバーからくりサーカス」(SANKYO)

今回はパチンコのRUSHにおける「上位モード」がどのような仕組みとなっているのか解説していきたい。

まずは1種2種混合タイプについて簡単におさらいしてみよう。

この「1種」はデジタルで大当りを直接抽選している部分。「2種」はVゾーンに玉が入賞して大当りとなる部分を指している。

1種の場合は「Vを狙え」が発生せず、パンクの心配はない。反対に2種の場合は、小当りでVゾーンを有するアタッカーが開放し、Vゾーンに玉が入ることで大当りがスタートする仕組みだ。また1種大当りの場合にVゾーンに玉が入っても問題はないため、昨今の機種はアタッカー1つで行っているケースが多い。

さて本題だが、昨今では「Pからくりサーカス」や「P神・天才バカボン~神SPEC~」をはじめ、前回解説した「P真・牙狼2」など、電サポ中に複数の状態を持った機種が登場している。

具体的には「Pからくりサーカス」であれば「からくりRUSH」と「超からくりRUSH」、「P真・牙狼2」であれば「通常RUSH」と「魔戒CHANCE」といった形だ。

基本、確率変動が搭載されていない機種の状態は「非電サポ中の大当り」と「電サポ中の大当り」の2種類しか存在していない。これに特図1(ヘソ)と特図2(電チュー)の2種類を掛け合わせた全4種類しか状態は持てないのだ。

そのうえで何故、上記した機種が右打ち中に複数の状態を持てたかというと、「Vゾーンを通過するタイミング」で電サポ状態を終了させることが可能となっているためである。

つまるところ、右打ち中の大当り開始時に「非電サポ中の大当りでの振り分け」と「電サポ中の大当りでの振り分け」を自由に切り替えられるといった認識を持てば良いだろう。

例えば「Pからくりサーカス」の場合、「からくりRUSH」中はVゾーン通過時に電サポ状態を終了させ、「非電サポ中の大当り振り分け」としている。この「非電サポ中の大当り振り分け」は50%が電サポ37回(「からくりRUSH」継続)、残りの50%が電サポ1万回(「超からくりRUSH∞」突入)となっている。

そして、「超からくりRUSH∞」及び「超からくりRUSH」中はVゾーン通過時に電サポ状態を継続させ、「電サポ中の大当り振り分け」としている。この「電サポ中の大当り振り分け」は100%が電サポ70回(「超からくりRUSH」継続)となっている。

そのため、「超からくりRUSH」の最終変動+残保留時は既に電サポが終了していることから「電サポ中の大当り振り分け」で抽選することは叶わず、「非電サポ中の大当り振り分け」となるため、仮に引き戻したとしても「からくりRUSH」中と同じ抽選になるわけだ。

また上記機種については1種2種混合タイプではなく、2種タイプとなっている。

2種タイプで登場する大きなメリットとして、総量規制の適用範囲が1種2種混合タイプと異なる点が挙げられる。

1種2種混合タイプの場合は「初回出玉を含まず6400個+初回出玉を含んで7200個」といった条件になっているものの、2種タイプは「初回出玉を含まず6400個」のみの条件となっており、初当り出玉に関する制限が存在しない。

なお、2種タイプ機のデメリットとしては「遊タイムを搭載出来ない」点や「Vパンクのリスク」などが挙げられるものの、初回で大きな出玉が取れる点は魅力の一つだろう。

余談だが、来年1月登場予定の「牙狼GOLD IMPACT」は複数の状態こそないものの、出玉総量の観点から2種タイプでの登場となっている。出玉競争が苛烈な昨今のパチンコ市場を考えると今後も「2種タイプ」は増えていく可能性が高いだろう。

原作/藤田和日郎「からくりサーカス」(小学館少年サンデーコミックス刊)/ ©藤田和日郎・小学館/ツインエンジン


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(コメント数:115件)


コメント:1件 コメントを書く

  1. 今のパチンコはルールが複雑すぎてわからんのよ。海でさえ。
    スロで言うノーマルタイプのように、一回の当たりで終わる機械は出ないものだろうか。

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