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ふりかえればいつも薬膳スープがいた【主婦与太子は見た】

小さな頃から健康のためにと、漢方薬を飲まされてきました。錠剤ではなく、スープや料理といった形で。薬膳スープと表現するのが今風でしょうか。

大流行中のデーツ=干しナツメは、薬膳スープの中に入っていても甘くておいしいのですが、味もそっけもない木の根っこのような代物、いま思えば朝鮮人参だったのか。食べるのが嫌で、親の目を盗んでは隣りにある弟の茶わんに移したものです。効果があったのかは定かではありませんが、姉弟ともに冷え性知らずの健康体。ひょっとしたら薬膳スープを飲み続けてきたおかげかもしれません。

色が黒いので苦そうですが、日常的に食べている薬膳スープはクセも少なく、おいしいです。必ず骨付き肉が入っていて、我が家の場合はニンニクも生姜も入らないので匂いはきつくありません。クコの実、ナツメ、銀杏、蓮の実が見えます。
中央からやや左にある丸いものは何でしょう? 味も食感もレンコンに近い芋、という感じです。親に聞いても「分からない」とのこと。身近過ぎて知らないパターンです。中華料理の食材や漢方薬を扱う店で「四神湯」と伝えれば、スープの素が一式手に入ると思います。

我が家に限らず、台湾では日常的に飲まれていて特別なものではありません。何が入っているのか説明できないけれど、薬膳スープで通じてしまう。便利な単語が浸透していてよかった。


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