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【パチンコ経営企業分析】パチスロにおいて「サミーグループ」の設置比率が2番目に高い「三公商事グループ」、人気機種を中心とした機種構成が特徴

新台導入状況、機種構成から経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回対象とするのは、パチスロにおいて「サミーグループ」の設置比率が2番目に高い「三公商事グループ(※1)」。

「三公商事グループ」は長野県を中心にパチンコホールを店舗展開しているグループで、経営店舗は主に「ニューアサヒ」の屋号を冠しており計22店舗を運営。1000台以上の旗艦店舗は『ニューアサヒ長野青木島店』が該当し、1店舗あたりの平均設置台数は546台と中規模店舗が中心となっている。

また低貸玉専門店は4店舗あるものの、通常貸玉の比率はパチンコが60.2%、パチスロが82.8%であり、10店舗以上運営している企業の平均がパチンコが55.7%、パチスロが81.9%であるので、平均並みの貸玉構成と言えるだろう。

そんな「三公商事グループ」の新台導入評価(※2)を見ていくと、パチンコ・パチスロともに「S」ランクの店舗は、同グループの旗艦店舗であり総設置台数が1000台以上の『ニューアサヒ長野青木島店』となり、その他では「S」ランクがパチンコで1店舗、「A」ランクはパチンコが2店舗、パチスロが1店舗となり、同グループは中規模ホールが多いため、極端な新台中心ではなくメリハリをつけた店舗運営を行っていると言えよう。

これは資産価値額(※3)を見ても同様で、パチンコは18万3071円(平均15万3280円)、パチスロは48万5192円(平均46万5104円)とともに平均額を超えているものの、それほど大きな差は開いていない。

ただし店舗別に見ていくと、旗艦店舗の『ニューアサヒ長野青木島店』についてはパチンコが43万2983円、パチスロが92万5126円であるように、メリハリをつけた店舗運営している様子が見られる。

新台に特化した営業は行っておらず、人気機種を中心とした機種構成になっている中、パチスロにおいて「サミーグループ」の設置比率が他グループと比較しても高いという特徴が見られた「三公商事グループ」。

引き続き注目していきたい。

※1:閲覧有効期限 6/2まで

※2:新台導入評価
直近半年間における新台の導入台数・導入機種数・新台導入回転率・1機種当たりの最多台数をそれぞれ順位化し、
その合計得点を元にS~Eの6段階で評価したもの
なお、S:全国500位以内、A:全国1000位以内、B:全国2500位以内となっている。

※3:資産価値額
各機種における中古取引額の平均値を足していき、店舗の平均額を算出したもの
店舗における機種の価値を判断する指標となる


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