「新日邦グループ」は静岡県にてパチンコホールを店舗展開するチェーン企業である。経営店舗は全て「コンコルド」の屋号を冠しており計２３店舗を運営。１店舗あたりの平均設置台数は約７６４台で、小規模ホールから大型店舗まで多肢に渡る。１０００台を超える巨艦店舗も６軒運営しており、文字通り静岡を代表する企業の一つと評してよいだろう。ちなみに、同屋号を冠する愛知県の「愛知コンコルドグループ」とは別企業である点にも留意したい。

大型ホールが多い中でも、１５０６台の設置台数を誇る『ＳＵＰＥＲ　ＣＯＮＣＯＲＤＥ　市野』は県下最大級だ。２０１７年１２月にグランドリニューアルを果たした同店は、店舗全体が「円形」の造りとなっているのが大きな特徴。フロアの中心に景品カウンターを設けていて、パチスロ機のみならずパチンコ機も全てが円状に配置されている。かなり珍しい形態といえ、一度は視察に訪れたいホールだ。

また、２０１７年４月には『コンコルド静岡緑が丘店』が１年間の休業を経てグランドオープンしている。建て替えを伴う大型工事の末に開店しているため、実質的には新規出店と呼んでもよいだろう。ただし以降は新規出店等の大きな動きは特段みられていない。

なお、２０２１年１２月には『コンコルド相模大野店』をピーアークグループへと売却。これにより静岡県以外での運営ホールは一旦無くなった。

※コロナ禍以降の閉鎖・売却店舗
２０２０年　８月：『コンコルド大住店』（静岡県４８０台）
２０２１年　４月：『コンコルド静岡手越店』（静岡県３２０台）
２０２１年　８月：『コンコルド静岡豊田店』（静岡県３０８台）
２０２１年１２月：『コンコルド相模大野店』（神奈川県７２８台）※売却
（２０２３年１２月１日記載）