【リニューアルオープンレポート】ウイング四日市中央店（三重県）　～大規模リニューアルを敢行するも集客面ではやや苦戦

従来の赤白からゴールド基調のデザインに変更された店舗外観

三重県四日市市にある『ウイング四日市中央店』が昨年１２月２７日にリニューアルオープンした。

同店は総台数８５２台で、内訳は４円パチンコが２４０台、１円パチンコが２４０台、２０円パチスロが３３２台、５円パチスロが４０台という構成。１２月９日より１８日間休業して行った今回の大規模リニューアルにおける主なポイントは、店舗外壁・店内壁面の一新と喫煙ブースの追加。店舗外壁は白赤基調だったものからゴールド基調のデザインに変更され、店内には４月の禁煙化に先駆けて、喫煙ブースを４カ所設置。このうち１カ所は大型休憩ルーム内に別途個室を設けたタイプとなっている。

同店を視察した２月１９日午後の全体稼働率は２割強と、集客面は今一つといったところ。ただ、和歌山県のパチンコ店の常連客が新型肺炎感染のニュース等の影響からか、エリア全体の遊技客数自体が減ってるように感じられた。なお今回、調査を行った店舗の中では『キング観光サウザンド生桑店』が稼働率約４割でトップだった。

運営企業である永和商事（ウインググループ）は、三重、岐阜の東海エリアを中心に、全国５県でパチンコホールを１８店舗展開するホールチェーン（本社・三重県四日市市）運営店舗は全て「ＷＩＮＧ（ウイング）」を冠し、その屋号には創業者の「三重から全国へ、そして未来に向けて大きく翼（ＷＩＮＧ）を広げ飛躍する」という想いが込められているという。

近年における同社の出店状況は、２０１５年９月に『桑名店』（三重県桑名市）、２０１６年１２月に『石巻店』（宮城県石巻市）をグランドオープンしたほか、毎年１店舗以上のリニューアルを実施している。