×

加熱式たばこエリア設置店が急増、前月比1.5倍の450店舗に ~群馬県で全席加熱式たばこOKのパチンコ店が新たに登場

8月28日にリニューアルオープンした『スロットサンエイ』のホームページに掲載されている店内島図を見ると、店内は全220台のパチスロが設置されているエリアとカウンターやトイレ、ラウンジなどがあるエリアが仕切られ、前者が「加熱式タバコ専用エリア」、後者が「禁煙エリア」ということが確認でき、加熱式たばこを吸いながらパチスロが打てることを前面にアピールしている。

『スロットサンエイ』の店内配置図。「加熱式タバコ専用エリア」とする区域にのみパチスロが設置されている。

7月にパチスロ専門店『スロットセブンスヘブン長江店』(富山県富山市)が同様に全席を加熱式エリアとするリニューアルを行い、話題となったことは記憶に新しいところ。加熱式エリアの広さに関しては具体的に定められていないが、改正健康増進法の施行にあたり厚生労働省健康局長が発出した通達文では「施設内の客席以外の場所を禁煙にして客席の全部を指定たばこ専用喫煙室とすることや、事務所の執務室以外の場所を禁煙とし、執務室の全部を指定たばこ専用喫煙室とするようなことは改正法の趣旨に沿わない」とされており、いくら店内の一部が禁煙エリアとなっているとは言え、遊技機が設置されている「客席」が全て加熱式OKというのは立法趣旨に反するとの見方が強い。

今後、全席で加熱式たばこが吸える店舗が増えればエリアの広さに関する解釈が明確化されるなどの措置も考えられ、引き続き加熱式エリアに関する動向には注目していく必要がありそうだ。

※『アラジン須賀川店』(福島県須賀川市)は全館加熱式たばこが吸えるとしていましたが、禁煙コーナーにパチスロ機が1台だけ設置されていることが判明したため、タイトル・記事本文を一部修正しております(9月7日14時)。


コメント:25件 コメントを書く

  1. せっかく禁煙にしたのに、また電子タバコの臭い空間に逆戻りだな…

    53
    4
  2. パチンコ屋で完全禁煙ってのを待ち望んでたが、半年も経たないままでこのありさま。もうねJTとかが 匂いも煙も全く出ないタバコ 吸わない人に無害なタバコ開発してくれて、現状のIQOSやグローとかを紙巻タバコと同様に排除して欲しい!そのタバコの価格は一箱2000円ぐらいで売れよ!

    49
    13

-パチンコ業界ニュース, ホール
-

© 2024 パチンコ・パチスロ業界のニュースサイト「パチンコ・パチスロ情報島」