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受動喫煙やコロナ対策を想定して設計した新築パチンコ店 『シルバーバック近見店』がグランドオープン

一方で、島内はすっきりとした波型レイアウトの島に、幟や島札なども統一されている。通常貸と低貸の所在も一見してわかりやすい。また、カウンターを店中央に設置していることや全台で各台計数システムを採用していることで、通常営業時には最少人数でも営業できそうな作りであった。この辺りは人件費との兼ね合いも十分考慮されているのだろう。

満席稼働のスタートも、落ち着いてからが本当の勝負

感染防止に加えて開店プロ対策のためだろうか、オープン時は顔写真入りの身分証明書を掲示しての入場となっていた。開店3時間後に視察すると、店内は文字通りの満台稼働。むろん瞬間的に空台が出ることもあるが、島内・島端にいる顧客により、すぐに稼働する状態だった。

なお、パチスロでは小役カウンターを手に遊技する客も多く、開店プロもかなり沢山集まっているように見えた。駐車場もすぐ満台となり、駐車場以外に停めている車も目立つ。グランドオープン自体が極端に少なくなったこともあり、行儀のよろしくない顧客への対応はこれまで以上に大変になっている印象である。

総設置台数では新店を上回っている競合店舗が多く、集客競争は更に激しさを増すはず

『シルバーバック』に最も近い『ベルエアマックス』には通常貸しに多くの客が集まっている。新台の「北斗無双3」は44台中37台稼働と勢いがあった。一方の『つかさ』は低貸し全般で賑わいをみせつつ、主要機種でも底堅い稼働をみせている。長い間高稼働店として有名だった『大劇嘉島店』も含めて、規模の面では新店を凌ぐ店舗故に、集客競争は更に激しさを増すことだろう。激戦区の今後にも注目していきたい。

なお、パチンコは連チャン率が高い機械が多くなったこともあって、各台計数システムの方が顧客目線からも更に利便性が高まっているように感じた点を最後に付記しておきたい。


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