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【寄稿】羽根モノ復権で入替促進はどうか?

改めて言うまでもなく、旧規則機の撤去は依存症対策の一環だ。行き過ぎた射幸性を有す遊技機の撤去は社会要請から生まれた規則改正であり、異論を挟むつもりはないのだが、パチンコファンとして残念なことがある。それは、多くのハネモノ遊技機も同時に撤去されてしまうことだ。

ちなみにハネモノ全盛期は最もファンを増やした時期。また当時のパチンコはギャンブルではなく、文字通り大衆娯楽として社会も認知していた。玉の動きとヤクモノのアクションに一喜一憂する。特に、友人を誘いファンにするにはハネモノで遊ばせるのが一番だった。しかし今は売上が立たない・調整が出来ない・ファンが少ないので、ホールは設置を躊躇し、メーカーも売れないので開発しないという状態が続く。ハネモノ開発に力を入れるのであれば、販売実績が段違いのセブン機開発を優先するのはむろん当然の選択だろう。

射幸性が低い遊技機への入替を促進するため、行政は何らかの恩恵をくれないだろうか。例えば、出玉率100%時に玉単価50銭以内の遊技機は再認定可能とするなど。今の平均アウトなら売上1万円。

親パチンコ派の小堀課長である。今のうちにパチンコ文化を守るための協議が出来ないものだろうか。

業界通Pの「聞一以知十」(日刊遊技情報2021年3月18日掲載)

※画像はイメージです。


コメント:4件 コメントを書く

  1. 昔みたいに島の何割かは羽根モノを入れないと行けない決まりが無い限り難しいでしょうね。釘調整が出来る人も少ないし、今の交換率はどの店も高いので利益も出ないでしょうから

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  2. パチンコは韋駄天以降よくなってきてんるんだからパチスロの有利区間をなんとかして欲しい

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