×

【座談会】不安な6.2号機、パチスロ「エウレカ」最新作に期待 ~繁忙期の振り返りと今冬の展望

6.2号機など今冬の新機種

A:第一弾の「うしおととら」が直営店で稼働開始してますね。評価をちらっと見た感じでは、まあ、予想通りになりそうかなと…有利区間増をゲーム性に反映させてくる機械が出てこないことには6.2号機も厳しいでしょう。取り切れないパターンがなくなるにしてもどうせ2400枚という印象は変わらないですし。「マジハロToT」はもう少し有利区間増の恩恵を感じられはしそうですが出玉総量自体の低下が今度は気になってくるのかなと。「エウレカ」や某大型版権機もスタンバイしているようですが市場全体のテコ入れをできるコンテンツではないですね。まあ「エウレカ」は好きなので一度は打とうと思います。

E:9月導入の6.2号機2機種については厳しい結果になると思っています。あくまで仕様変更程度ですし、6.1号機との明確な差別化が出来ていない。この先、どんな6.2号機が出ようとも5号機存命中は厳しい結果になるのではないでしょうか。あくまで個人的な見解ですが、これまでの6号機の中では「エウレカ3」の完成度が高いと感じていて、「エウレカ」シリーズの最新作には期待しています。

年内の発売が予定されている「パチスロANEMONE 交響詩篇エウレカセブン HI-EVOLUTION」

【関連リンク】「エウレカ」最新作が6.2号機で登場! サミー、「パチスロANEMONE 交響詩篇エウレカセブン HI-EVOLUTION」の適合を発表

B:私も「エウレカ」は気になっています。今の時代、私みたいにコンテンツが好きってだけで継続的に打ってくれる人は少ないでしょうし、スペック・ゲーム性で魅力的なものが作れない6号機の範囲では厳しいかと。5号機時代になった当初も今と同じように絶望を感じていましたが、最終的に面白い機種がたくさん出てきた。6号機もそんな風になっていくのでしょうか。

A:パチンコのほうは年末年始で話題機が大量に控えているのでそれほど心配はいらないのかな。「牙狼」の動向は気になりますが、ライトミドル帯にも話題機の大量導入が予想されるので全体の導入数は相当膨れ上がるのでは。一方でパチスロは機械も台数もまだまだ見えてこない。遅れて大量に出てきても機械代を捻出できるホールがどのくらいあるのかは疑問です。

B:そういえばC時短を搭載したパチンコが目立ってきました。すでに発表されている「P花満開 月光 THE FINAL」「女神ドリーム」に加えて、次の「慶次」シリーズの最新作も搭載しているみたいですね。

E:C時短はまだそこまでうまく使えている機種はない印象です。ただ、新しいゲーム性を広げる意味では有用な使い方が出来そうだとは思っています。次の「慶次」が使い方としては面白そうだと聞いていますし、期待したいですね。

感染症対策の地域差

A:店舗での対策が始まってからかなり時間が経ちましたが店舗や地域によって差が出てきたなと。同じグループでも地域が違うと対策の差も違ったりします。まあ東京は感染者が多いので店舗側もきっちりしているところが多い感じです。

C:緊急事態宣言への感じ方と同じで緊張感や必要性が低くなってきたような気がします。ホールのスタッフが手指の消毒をうながしたり、検温したりするシーンはまったくと言っていいほどみられなくなりました。このところよく地方のパチンコ店にも行っていますが、感染症対策に対する取り組みは大都市圏とあまりかわらず、マスクの着用義務を伝えるポスターのほか、消毒液や飛沫防止ボードの設置、まれにAI検温器がみられるぐらいです。

B:地域差というか店舗差はありますね。あと喫煙室での感染症対策が疎かになっているケースが目につきます。喫煙室で話し込んでる人や、人数制限していても気にせずに入ってくる人に対するチェックができていない。喫煙室で話す場合は当然、マスクをおろしてますし、喫煙室はさらに強力な換気能力を備えているとはいえ、ちょっと気になります。従業員の方に見まわってもらって注意して欲しいです。

D:感染症対策が、業務の一環になってしまってるのが怖いですね。消毒するためにハンドルを拭いてるのか、ただ言われてるから拭いてるのか。そんな細かいことを言えばキリが無いかなと。ただ、あごマスクの顧客に声掛けしてマスクをしてもらうといったスタッフの対応などは安心感がありますね。その場にいる全員でルールを共有するっていう意識が大事なのかもしれません。

B:いまのところ遊技客をまき込んだクラスターの発生こそありませんが、「パチンコ店は安全」といった先入観にとらわれるのではなく、昨今の感染拡大を鑑みれば、今後も感染防止策の徹底をはかることはもちろん、もしもクラスターが発生してしまった場合の対処方法も具体的に検討しておくべきなのではないかと思います。

今冬への展望

A:新規則機移行の山場ですがどうなるのやら。ちなみに弊社調べで最新8月末の新規則機比率は69.2%あたりです。旧規則パチスロはまだ60万台近くあります。話題機を出して1機種2~3万台売れれば御の字ですから新台のみで入れ替えるなら20~30種は必要です。まあ無理って話ですが。

B:60万台近くを全部新台で入替えるのは現実的に不可能なので中古機で埋まることになるんでしょうか。これからパチンコへの移行や、ベニアも増えそうですね。

D:機械の問題もそうですが、ここに来て店舗の閉店が加速しています。チェーン企業の不採算店舗の整理なども積極的に行われるでしょうから、どこまで店舗数が減るのか未知数ですね。以前から叫ばれていることですが、新しいパチンコファンの獲得が急務な状況。ただ、新規ファンに4円パチンコや20円パチスロはとてもハードルが高いなと感じます。例え店舗数がそれほど減らなかったとしても回復の兆しが見えないことには意味がありません。ユーザー数の回復を第一に業界がまとまれば良いのですが。

©創通・サンライズ
©2018 BONES/Project EUREKA MOVIE ©BANDAI NAMCO Sevens Inc. ©Sammy


コメント:1件 コメントを書く

  1. アネモネもどうせコケるだろ

    0
    0

-パチンコ業界ニュース, その他のニュース
-

© 2024 パチンコ・パチスロ業界のニュースサイト「パチンコ・パチスロ情報島」