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【寄稿】パチンコ店に顧客が来店することで生まれる新たな商売を考える

空き島にショーケースを置いて出店料で稼ぐ!?

「大丸東京店」に『明日見世』という店がある。アパレル商品やコスメを取り扱っているが、店では購入できない仕組み。商品を買いたい場合はQRコードからECサイトにアクセスして購入する。つまり売場はショールームみたいなものだ。他に家電量販店などでも同様のシステムが一般化してきている。

この手法をホールでも取り入れられないだろうか。デッドスペースにショーケースを置き、店は出店料を稼ぐという仕組みだ。パチンコホールには平日にも多くの遊技客が来店する。時間がある遊技客は休憩がてら店内を散策する。そこで目に入ったものを購入してもらうというビジネスモデルである。旧規則機の撤去など減台を考えている店も少なくない。空き島にショーケースを入れ出店料で稼ぐ。そんな店が出てきても面白いと思う。

アイコスの体験販売がホールで開催されているが、それはホールがよく売れる場所だと先方が理解しているから。人が集まる場所である以上、物が売れる起点となっても何らおかしくない。新たなビジネスにより新規客が来るかも。もはや遊技機の利益だけで店舗運営できる時代は終わりを迎えると予想する。だからこそ、顧客が来店することで生まれる商売を考えたい。

業界通Pの「聞一以知十」(日刊遊技情報2021年12月23日掲載)


コメント:6件 コメントを書く

  1. パチンコ屋は駐車場とかデパートとか、スーパーに変えてくれ。パチンコ屋はいらん。

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  2. お店によっては漫画が読めるスペースがあったりしますが、その派生といった感じで、
    コワーキングスペースや自習スペースを作るのも良いかもと思いました。
    パチンコ・スロット店のうるささ(台からの音は除いてですが)は、
    テレビの砂嵐のような一定の音が続く形なので、意外と集中できるのかなと思ってます。
    また、普通の自習室とかコワーキングスペースは静かで、物音ひとつたてるのも気を使うので、パチンコ・スロット店にあれば元々がうるさいのでそういったことにも気を使わずに済むかもと思いました。

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