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「パチスロ北斗の拳 天昇」「HEY!鏡」など懐かしのパチスロ6号機再導入ラッシュ

2月1日より完全新規則機時代に突入した。パチンコでは「CR機」が「P機」に、パチスロでは「5号機」が「6号機」に入れ替わった。

パチンコでは新規則機におけるヒット機が多数登場したこともありスムーズに入替が進んできたものの、パチスロはヒット機に恵まれないどころか、「有利区間」「2400枚規制」といった仕様がユーザーから支持されていないために、新規則機への移行が遅れていた。その結果、多くのパチンコホールが撤去期限ギリギリまで旧規則パチスロを設置していたのはご承知の通り。昨年末にグランドオープンした店舗であっても、パチスロコーナーを見ると旧規則機が設置されているというケースも見受けられたものだ。

ちなみに弊社データベース「新ピーサーチ」によると、新規則機時代移行直前の1月26日時点で30万台に上る旧規則機パチスロの設置が確認されていた。ただし、検定期間が残っている機種や、大阪をはじめとした一部の地域では認定期限が2月1日以降となっている場合もあるなど、2月1日以降も7、8万台程度の旧規則機が市場に残ると予想している。2月1日以降も設置されている旧規則機については別の機会に触れたいと思う。

さて、旧規則機が撤去され、その代わりに新規則機が導入された訳だが(一部はベニヤ板対応した店舗も多数見受けられるがそれもまた別の記事で取り上げることにする)、全てを入れ替えるだけの新台が発売されたなかったため、かなりの数の新規則機の旧台が再設置されたと見られている。旧台とは中古で購入、もしくは倉庫で保管してあった機種で、本稿ではパチンコ店はどの旧台を選択したのかを調べてみた。

初のパチスロ6号機となった「HEY!鏡」

初の6号機が登場してから3年半、これまでに市場には約220種の6号機が投入されている。最新データ(2月2日分)と前週データ(1月26日分)を比較し、営業中店舗においてこの1週間の間に台数が増加に転じた機種を確認したところ、6号機の約8割にあたる175機種ほどが前週と比較して増台されていた。

新台を除けば最も増加していたのは「アイムジャグラーEX」で数千台増、また昨年末に導入されたばかりの「マイジャグラーⅤ」も急増している。

ATタイプでは、初期導入数が多かった「パチスロ北斗の拳 天昇」「押忍!サラリーマン番長2」「HEY!鏡」「吉宗3」の再導入が主流となっていて、これらは直近1週間でそれぞれ1000台以上の増加が確認されている。

また、「SLOT劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」「パチスロ サラリーマン金太郎~MAX~」「パチスロ交響詩篇エウレカセブン3 HI‐EVOLUTION ZERO」「Sルパン三世 イタリアの夢」といった懐かしの機種も数百台ではあるが増加が確認されている。

これらは穴埋めのためだけに導入(再設置)された機種であり、運用面(高設定)には期待できる状況ではないと考えるユーザーも多いかもしれないだけにある意味、店側の手腕に期待がかかるところだ。それも含めて、これから6号機と向き合っていくにあたり、これまでの6号機の歴史を振り返るよい機会ではないだろうか。

©DAITO GIKEN,INC.


コメント:15件 コメントを書く

  1. うわー吉宗3懐かしー久しぶりに打ってみるかーって本気でなると思ってんの?

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  2. 接待が期待できる日と店じゃなきゃ誰も打たねーよアホ

    そんな店は低設定だと稼働がないようなクソ台は導入しないで、人気台や新台がちゃんとあるから導入する必要がない!!
    安ければ導入するだろうけど

    よって大量に導入するような店は体力がないボッタクリ店

    自分からボッタクリですって言ってくれてるんだから、バカで助かるよ

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