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豊丸産業、「甘デジ」継続リリースのプロジェクト「トヨマル遊moreコレクション」とその第1弾機種「CR魔神英雄伝ワタル」を発表

豊丸産業は5日、東京都港区六本木のニコファーレにおいて、2部構成のプレス発表会を開催した。第1部では、同社がこれから発売する新機種のスペックを「甘デジ」にしていくというプロジェクト「トヨマル遊moreコレクション」の概要を、同社代表取締役社長の永野光容氏自身が説明した。また第2部では、同プロジェクトの第1弾機種として、パチンコ新機種「CR魔神英雄伝ワタル」発売を発表した。

第1部で永野社長は、遊技人口の減少や4円パチンコの衰退といったパチンコを取り巻く環境の変化について説明。その要因として、パチンコファンが消費する価格に見合った価値を、ホールとメーカーは提供できていないことを挙げた。そのうえで「パチンコの原点回帰」として、大当りで出した玉でそのまま遊びたくなるようなパチンコをつくることが同社の使命であるとした。

「トヨマル遊moreコレクション」では、大当り確率200分の1未満の「主役になれる甘デジ」を年5機種ほど、継続的にリリースすることにより、他メーカーの同スペック帯の機種も加え、バラエティコーナーではなく、「甘デジ」コーナーを設置することをホールに提案する。

購入を促すためホールには、「安心保証プラン」を用意する。このプランでは、新機種「CRA魔神英雄伝ワタル99VM」を3台以上購入したホールに対し、導入後の稼働実績に納得できない場合には、納品から3カ月以内であれば、本体購入の場合15万円、盤面購入の場合10万円で買取を実施する。

また、ファイナンス事業も行う総合商社のワキタと提携し、遊技機代金の12回分割による割賦システムの全国展開を開始する。

新機種「CR魔神英雄伝ワタル」は、大当り確率99.9分の1の「CRA魔神英雄伝ワタル99VM」と、大当り確率199.8分の1の「CR魔神英雄伝ワタル199L」の2スペックを同時発売。同社のV確変システム「AR(アタックラウンド)システム」をST確変ではなくループタイプで搭載する。

タイアップコンテンツ「魔神英雄伝ワタル」は1988年よりテレビ放映されたサンライズ制作のロボットアニメ。アニソンシンガー・黒崎真音によるカバー曲を収録する。

販売予定台数は、2スペックあわせて6000台、納品日には、2014年2月2日を予定する。

[12月9日・日刊遊技情報]

豊丸産業株式会社

「CR魔神英雄伝ワタル」特設サイト

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