大遊協、府下約1600の保育園にオリジナルのエコ啓発絵本を寄贈

大阪府遊技業協同組合は9日、大阪市北区中之島の大阪市役所において、オリジナルの“エコ啓発絵本”としての役割を持って制作された絵本「しろくまくんのてがみ」の「お披露目発表会」を開催した。絵本は、大阪市内401の認可保育園と大阪府下1200の認可保育園に配布された。

発表会には、大阪市こども青少年局の内本美奈子局長ら4人の市職員のほか、「きたの旭ケ丘学園」の5歳園児35人が出席。大遊協の平川容志理事長より目録を受け取った内本局長は「毎年、福祉車両の寄贈いただいていることに加え、今年はオリジナルの絵本ということで、皆さまのエコへの取り組みに対して敬意を表する」と謝辞を述べ、大阪市からの感謝状を平川理事長に手渡した。

平川理事長は「地球温暖化やヒートアイランド現象防止のため、子どもたちに緑を増やすことの大切さをわかりやすく伝えようと、エコを啓発する絵本を制作した」と、今回の活動の趣旨を説明。今後も「大遊協エコプロジェクト」を通じ地域貢献に努めていく考えを述べた。

大遊協では、2011年より大阪府が推奨する「生駒山系花屏風構想」に賛同し、生駒山の裾野にヤマザクラなどの苗木を植樹する地域貢献活動を、「大遊協エコプロジェクト」として取り組んでいる。 絵本「しろくまくんのてがみ」のイラストレーターは、やまだみつこ氏。地球温暖化により北極のシロクマが危機に瀕していることを知ったシロクマ「きょう」が、仲間を助けるためにできることを学ぶ。

[12月10日・日刊遊技情報]

大阪府遊技業協同組合(大遊協)

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