「カネマツグループ」は北海道や東北地方を中心にパチンコホールを店舗展開するチェーン企業である。経営店舗は主に「ライジング」の屋号を冠しており計１６店舗を運営。その内訳は北海道（９店舗）、青森県（６店舗）、そして秋田県（１店舗）だ。１店舗あたりの平均設置台数は約５４７台と、中規模ホールが多い構成となっている。

２０１８年１月時点では経営店舗数が３３軒に上っていたが、以降は（新規出店等の大きな動きはみられず）店舗売却や閉鎖などにより事業のスリム化を推進しているようだ。２０１８年７月には、同グループで最大規模を誇っていた『ライジング新田』を「扇屋商事グループ」へ譲渡。そして２０２０年１月には『ライジング習志野』を「アサヒディードグループ」へと売却していた。

以降も事業のスリム化は続き、２０２２年には４軒の、そして２０２３年には２軒の店舗閉鎖が確認されている。

※コロナ禍以降の閉鎖・売却店舗
２０２０年４月：『ライジング芽室』（北海道３２８台）
２０２０年９月：『ライジング音更店』（北海道４６８台）
２０２１年２月：『ザ・ビッグⅧ』（青森県１７３台）
２０２１年４月：『ライジング城東』（青森県３２０台）
２０２１年９月：『ライジング釧路』（北海道５２４台）
２０２１年９月：『ライジング港町』（青森県３８０台）
２０２２年３月：『ライジング西帯広』（北海道４８０台）
２０２２年４月：『ライジング留萌』（北海道３７６台）
２０２２年５月：『ライジング三内』（青森県２７２台）
２０２２年５月：『ライジング三沢』（青森県２８２台）
２０２３年２月：『ザ・ビッグⅡ』（青森県１７３台）
２０２３年３月：『ライジング平岡』（北海道４８４台）
（２０２３年１２月１日記載）