「三公商事グループ」は長野県を中心にパチンコホールを店舗展開するチェーン企業である。経営店舗は主に「ニューアサヒ」の屋号を冠しており計２２店舗を運営。その内訳は長野県（１９店舗）、山梨県（２店舗）、そして東京都（１店舗）だ。

１店舗あたりの平均設置台数は約５４８台と小・中規模ホールが目立つが、１０００台を超える巨艦ホールも１件運営。同社で最大規模を誇る『ニューアサヒ長野青木島店』が名実ともに旗艦店舗と評せるだろう。総じて営業力には定評があり、長野県を代表するチェーン企業の一つであることは間違いないところだ。

２０１７年に『ニューアサヒ甲府昭和店』を居抜き出店しており、これが山梨県では２店舗目となっている。以降は新規出店等の大きな動きはみられなかったが、２０２１年１１月に『プラザ　ザック』（長野県３５０台）をＭ＆Ａにより取得した。同店については『イーアサヒ伊那店』として１２月にグランドオープン済みだ。

また、２０２２年５月には長野県上田市にて営業してきたパチンコホール『マルイ上田店』を取得しており、屋号変更の上でグランドオープンしている。

※コロナ禍以降の閉鎖・売却店舗
２０２０年１１月：『ニューアサヒ岡谷東店』（長野県２４８台）
２０２１年１１月：『イーアサヒ四賀店』（長野県２３５台）
２０２２年　１月：『ジオ　スタジアム』（長野県２００台）
２０２２年　６月：『ニューアサヒ本店』（長野県２１６台）
２０２２年　６月：『ニューアサヒ湖南店』（長野県２８８台）
（２０２３年１２月１日記載）