「全秦グループ」は山陰地方を中心にパチンコホールを店舗展開するチェーン企業である。経営店舗は主に「ラスベガス」の屋号を冠しており計１０店舗を運営。その内訳は鳥取県（３店舗）、島根県（４店舗）、岡山県（１店舗）、兵庫県（１店舗）、そして香川県（１店舗）だ。

１店舗当たりの平均台数は約１９７台で小規模ホール中心の構成となっている。文字通り、地域密着型の経営スタイルと評せるだろう。コロナ禍以降にはスリム化を推進している様相がうかがえる。

なお、２０２２年７月には兵庫県美方郡の『ラスベガス浜坂店』が復活オープンしていた。こちらは２０２０年７月に一旦閉鎖した店舗だった。

一方で２０２２年には１軒の店舗閉鎖が確認されていた。

※コロナ禍以降の閉鎖・売却店舗
２０２０年　６月：『ラスベガス平田店』（島根県１３０台）
２０２０年　８月：『ラスベガス智頭店』（鳥取県１１８台）
２０２０年　８月：『ラスベガス岡山店』（岡山県２０８台）
２０２０年　９月：『ラスベガス隠岐店』（島根県１４４台）
２０２１年　１月：『ローマ倉吉店』（鳥取県１５１台）
２０２１年　８月：『ラスベガス河原店』（鳥取県１３２台）
２０２１年１１月：『ラスベガス大社店』（島根県１７１台）
２０２２年　１月：『スリーバー鳥取店』（鳥取県１３４台）
（２０２３年１２月１日記載）