「テンガイグループ」は九州地方を中心にパチンコホールを店舗展開するチェーン企業である。経営店舗は主に「フェスタ」の屋号を冠しており計１２店舗を運営。その内訳は長崎県（６店舗）、熊本県（２店舗）、福岡県（１店舗）、鹿児島県（１店舗）、佐賀県（１店舗）、そして東京都（１店舗）だ。１店舗あたりの平均設置台数は約６７９台。中規模以上の店舗が目立っていて、１０００台を超える巨艦ホールも１件運営している。

新規オープン自体は２０１１年の『テンガイ・三鷹店』や２０１２年の『テンガイ与次郎店』まで遡る。なお、この両店はともに「テンガイ」の屋号を冠していることから、同ブランドへの移行が予定されていたのかもしれない。なお、２０１７年末には『テンガイ・八女店』（福岡県）が、フェスタからテンガイへと屋号変更を伴うグランドリニューアルを敢行していたものだ。

ただし以降は新規出店等の大きな動きは特段見られず。一方で、２０１９年７月には千葉県で唯一営業していた『フェスタ・野田』を「ハリウッドグループ」へ譲渡するなど、少なからずスリム化を推進している様相がうかがえる。

２０２２年には２軒の店舗閉鎖が確認された。また、佐賀県唐津市の『フェスタ・唐津店』が大規模改装のため１０月１０日より店休に入っている。

※コロナ禍以降の閉鎖・売却店舗
２０２０年　３月：『フェスタ・宮崎駅前店』
２０２１年　６月：『フェスタ・赤迫店』
２０２２年１１月：『フェスタ・大村店』（長崎県４０５台）
２０２２年１２月：『フェスタ・大塚店』（宮崎県５７６台）
（２０２３年１２月１日記載）