「司観光開発グループ」は熊本県を中心にパチンコホールを店舗展開するチェーン企業である。経営店舗は全て「つかさ」の屋号を冠しており計１１店舗を運営。その内訳は熊本県（７店舗）、福岡県（３店舗）、そして佐賀県（１店舗）だ。

１店舗あたりの平均設置台数は約７６２台と中規模以上のホールが中心の店舗構成となっていて、１０００台を超える巨艦ホールも３軒運営している。同社最大規模を誇る『つかさ月隈店』（１０６６台）や『つかさ菊陽店』（１０２１台）などが旗艦店舗と評せるだろう。

２０１６年に『つかさ神埼店』を居抜き出店して佐賀県へ初進出を果たしていた。以降は新規出店等の大きな動きはみられないものの、安定感の強い企業グループという印象である。それでも、２０２１年１２月末を以って『つかさ荒尾店』と『つかさ野原店』が閉店していた。

２０２３年にも１軒の店舗閉鎖が確認されている。

※コロナ禍以降の閉鎖・売却店舗
２０２１年１２月：『つかさ荒尾店』（熊本県パチスロ専門店３０７台）
２０２１年１２月：『つかさ野原店』（熊本県５０４台）
２０２２年　８月：『つかさ立願寺店』（熊本県３５０台）
２０２３年１０月：『つかさ新市街店』（熊本県５２８台）
（２０２３年１２月１日記載）