「セントラル伸光グループ」は東北地方を中心にパチンコホールを店舗展開するチェーン企業である。経営店舗は全て「セントラル」の屋号を冠しており計８店舗を運営。その内訳は宮城県（３店舗）、岩手県（３店舗）、青森県（１店舗）、そして福島県（１店舗）だ。１店舗あたりの平均設置台数は５２５台で、小中規模ホールの多い店舗構成となっている。

それでも１０００台を超える巨艦ホールも１軒運営。同社最大規模を誇る『セントラルＭＥＧＡＳＴＡＧＥ１０００』（福島県１０８０台）が名実ともに旗艦店舗と評せるだろう。同店は２０１５年末に新築でグランドオープンした巨艦店。競合店舗に対し規模の優位性を保持し続けており地域一番店の座は盤石と映る。

また、２０１７年末には同じく新築で『セントラル釜石店』（５９２台）を新規出店していた。もともと近隣にて営業していた『釜石セントラル』を閉鎖し、移転した格好である。この時点で経営ホール数は１３軒となって、着実にその勢力を拡大していた。

ただし以降は新規出店等の大きな動きは見られていない。その一方で２０１８年８月には『盛岡セントラル都南店』（岩手県３２０台）をガイアグループへと譲渡。更に２０１９年４月には『気仙沼セントラル鹿折店』（宮城県２５１台）をダイハチ（ベガス）グループへと売却し、徐々にスリム化を推進している。

２０２３年には１軒の店舗閉鎖が確認された。

※コロナ禍以降の閉鎖・売却店舗
２０２１年３月：『八乙女セントラル』（宮城県３２２台）
２０２２年１月：『セントラル古川店』（宮城県３８０台）
２０２３年１月：『セントラルパーク』（青森県３４８台）
（２０２３年１２月１日記載）