「平成観光グループ」は東海地方を中心にパチンコホールを店舗展開するチェーン企業である。経営店舗は全て「ＫＥＩＺ」の屋号を冠し全国で計１７店舗を運営。その内訳は愛知県（６店舗）、岐阜県（４店舗）、富山県(２店舗)、北海道（１店舗）、三重県（１店舗）、石川県（１店舗）、長野県（１店舗）、そして滋賀県（１店舗）だ。なお、半数以上の店舗が１０００台を超える巨艦店舗で、１店舗あたりの平均設置台数は９７４台に上る。

２０１６年の１２月に長野県初進出となる『ＫＥＩＺ松本店』をグランドオープン。そして２０１７年末には札幌に、総設置台数１０６０台を誇る『ＫＥＩＺ手稲店』をグランドオープンしていた。このように、２０１２年以降は毎年１店舗ずつのペースでコンスタントに新規出店を行ってきた同グループ。その一方で、不振ホールを閉店するなど、スクラップアンドビルドを推し進める様相もうかがえたものだ。

ただし、２０１８年以降は新規出店といった大きな動きはみられなかった。しかしながら２０２３年１０月には『ＧＲＡＮＤ　Ｇ－ＯＮＥ甲賀水口』を事業承継して久しぶりの出店案件となっている。

※コロナ禍以降の閉鎖・売却店舗
２０２２年１月：『ＫＥＩＺ可児店』（岐阜県５０４台）
（２０２３年１２月１日記載）