「日光商事グループ」は四国・中国地方を中心にパチンコホールを店舗展開する中堅チェーンである。経営店舗は全て「ｎｉｋｋｏ」の屋号を冠しており計１８店舗を運営。その内訳は岡山県（９店舗）、愛媛県（４店舗）、香川県（２店舗）、徳島県（１店舗）、広島県（１店舗）、そして大分県（１店舗）だ。

１店舗あたりの平均設置台数は９６０台となり、大型店舗中心の構成。ハード面の優位性が非常に大きい点も同グループの強みといえるだろう。なお、新台導入意欲が非常に高い点も特色の一つである。

２０１０年に『ｎｉｋｋｏ大分中央店』をグランドオープンして九州地方へ初進出を果たす。また、２０１５年に『ｎｉｋｋｏ１０００久米店』を、２０１６年には『ｎｉｋｋｏ平井店』を岡山県岡山市にそれぞれグランドオープンしていた。

更に、２０１８年には同市の『プレイランドフェニックス』を傘下に収め、翌２０１９年には『ｎｉｋｋｏ十日市店』として巨艦ホールに生まれ変わり再出発を図っている。そして同２０１９年には『ｎｉｋｋｏ東岡山店』を新築でグランドオープンするなど、岡山県への進出が一気に加速した。

「日本一」に対するこだわりが随所に垣間見えるのも同社の特徴であり、２０２１年末には『ｎｉｋｋｏ大分中央店』にて大型改装を実施。単店としては日本最大となる２１１３台までその規模を拡張させた。

そして２０２２年４月には『ｎｉｋｋｏ泉田店』を新築でグランドオープン。こちらは日本初の防災特化型店舗として大きな注目を集めたものだ。加えて２０２２年１２月には『ｎｉｋｋｏ津山店』を、２０２３年４月には『ｎｉｋｋｏ真庭店』をグランドオープンしており、その勢いはとどまることをしらない。今後の動向にも大注目である。

※コロナ禍以降の閉鎖・売却店舗は無し
（２０２３年１２月２日記載）