「デルパラグループ」は鳥取県および首都圏にてパチンコホールを店舗展開するチェーン企業である。経営店舗は主に「デルパラ」の屋号を冠しており計２４店舗を運営。その内訳は鳥取県（６店舗）、東京都（４店舗）、埼玉県（３店舗）、神奈川県（１店舗）、そして茨城県（１店舗）、岡山県（６店舗）、山口県（３店舗）だ。

１店舗あたりの平均設置台数は約７５９台で、パチスロ機の比率が比較的高い点も特徴の一つといえるだろう。

近年では積極的なＭ＆Ａが目立っており、着実に勢力を拡大している同社。『キング南大沢』『チャレンジャー京王堀ノ内店』『グランドサンクチュアリあきる野店』などと事業承継が続き、順次屋号変更を伴う改装オープンを続けていた。加えて、２０１９年末には『デルパラ６あきる野店』を新築でグランドオープンしたことも記憶に新しいところである。

総じて西東京エリアをターゲットとしている様相がうかがえる中で、２０２０年２月には『メガガイア東村山店』の事業承継が公告された。同店は２０１９年末にガイアグループが新築グランドオープンを果たしたばかりの巨艦ホールだったため、このニュースは驚きをもって伝えられたものだ。なお、２０２０年７月に『デルパラ９東村山店』として屋号変更の上で再スタートを切っている。

とにかく話題に事欠かないグループで、その勢いは留まることを知らず。２０２１年４月２２日には『デルパラ１０南大沢店』が（『キング南大沢店』跡地に）新築でグランドオープンを果たしている。加えて、以前に取得していた『アムズつくば南店』を、２０２１年８月３日に『デルパラ１つくば南』としてグランドオープンしていた。なお、同店はオープン時から新規則機のみの設置構成だった点も話題となっていた。

また２０２２年１２月には山口県初進出となる『デルパラ７山口店』をグランドオープンさせた。更に２０２３年にはバージン６店舗とＶＩＰ２店舗を取得するなど、その勢いは依然として衰えず、一気に事業規模を拡大させている。

※コロナ禍以降の閉鎖・売却店舗
２０２１年８月：『デルパラ７弓ヶ浜店』（鳥取県２８９台）
２０２３年８月：『デルパラ７中島店』（鳥取県４５６台）
（２０２３年１２月３日記載）