平和は7日、2014年3月期第3四半期決算短信[日本基準](連結)を公表した。同日、決算説明会資料を開示した。
2014年3月期第3四半期までの連結経営成績(累計)は、売上高1304億1000万円(対前年同四半期増減率マイナス9.1%)、営業利益290億3200万円(同マイナス7.2%)、経常利益283億8000万円(同マイナス15.8%)、四半期純利益157億8200万円(同マイナス28.3%)。通期計画に対する進捗率は、売上高では71.5%、営業利益では85.6%。
第3四半期までのパチンコ累計販売台数が14万1100台と、前年同四半期の販売実績より7万7667台減少し、売上高では31.7%の減少となったことが業績全体に響いた。同四半期までのパチスロの累計販売台数は6万8792台となり、前年同四半期より2万6699台増加、売上でも70.4%増加している。ただし、第3四半期に発売した「CRルパン三世 消されたルパン」の受注が第4四半期においても良好であることなどから、通期計画は据え置かれた。「CRルパン三世 消されたルパン」の販売台数は、4万3370台(受注継続中)。パチスロでは、本体(筐体)の販売が前年同四半期比で4万1261台増の5万81台と、大きく増加した。第4四半期の主要な発売タイトルは、パチンコで「CR Rio2 RainbowRoad」、パチスロで「シティーハンター」と「主役は銭形2」。
ゴルフ事業の実績は前年同四半期増減率で、売上高マイナス0.4%、売上総利益マイナス3.0%、営業利益マイナス10.9%。営業利益の減少は、「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in霞ケ浦」開催などにより販売管理費が増加したため。保有・運営するゴルフ場は、2013年10月1日付で3カ所のゴルフ場を取得したことにより同年末日現在で129カ所に増加した。
同四半期中に新社屋「平和本社ビル」が竣工。開発拠点が1カ所に集約されている。
[2月12日・日刊遊技情報]