ゲームカード・ジョイコホールディングスは9日、2014年3月期決算短信[日本基準](連結)を発表した。パチンコ用各台計数機能付カードユニット「B∞LEX」にフルカラー5インチ液晶を搭載した「B∞LEX‐E(ビーレックスイー)」を市場投入し、発売開始から4カ月で1万台を出荷する高い評価を市場から得た。だが、加盟店舗数や機器販売台数、販売単価の減少により売上と利益の減少を補うには至らなかった。
2014年3月期の連結経営成績は、売上高341億9200万円(対前期増減率マイナス13.5%)、営業利益17億6400万円(同マイナス33.9%)、経常利益18億4900万円(同マイナス31.3%)、当期純利益9億円(同マイナス43.7%)。
次期2015年3月期通期の連結業績予想は、売上高300億円(同マイナス12.3%)、営業利益4億円(同マイナス77.3%)、経常利益4億円(同マイナス78.4%)、当期純利益1億円(同マイナス88.9%)。市場が縮小しつづける状況を打破するため、「次世代型ビジネスに向けた研究開発」に力を入れていくとしている。
[5月15日・日刊遊技情報]