ダイコク電機は12日、2014年3月期決算短信[日本基準](連結)を発表した。経営成績では、売上高はほぼ横ばい。営業利益と経常利益では約24%の減少となった。これは開発への先行投資のため。今後の見通しとして、情報システム事業では次世代製品開発への積極投資を継続し、また制御システム事業では技術力のある企業と積極的に連携し事業領域を拡げるとともに、3年先の市場環境を見据えた機械づくりに取り組むとしている。
2014年3月期の連結経営成績は、売上高569億5400万円(対前期増減率マイナス3.2%)、営業利益53億3800万円(同マイナス24.0%)、経常利益54億7400万円(同マイナス24.4%)、当期純利益32億7800万円(同マイナス21.2%)。セグメントごとでは、情報システム事業で新製品の「BiGMO PREMIUM」と、CRユニット「VEGASIA」や呼出ランプ「IL‐X」の販売が好調に推移した。制御システム事業では販売機種数が減少した。
次期2015年3月期の業績として、売上高550億円(対前期増減率マイナス3.4%)、営業利益30億円(同マイナス43.8%)、経常利益30億円(同マイナス45.2%)、当期純利益20億円(同マイナス39.0%)を予想する。
[5月15日・日刊遊技情報]