山梨県遊技業協同組合は５月２９日、甲府市湯村の甲府富士屋ホテルにおいて、第４７回通常総会を開催した。組合員総数６５人中、本人出席３２人、委任状出席１０人の計４２人出席により総会は成立。全議案が滞りなく承認可決された。任期満了による役員改選では、西村成龍氏が新理事長に就任した。議事に先だち、県内の福祉施設等に対する寄贈品の目録贈呈式が行われた。
本総会をもって理事長の座を退いた大森武正前理事長は、「理事長として４期８年を務めたが退任する。関係者の皆様には温かいご指導とご協力をいただき心から感謝する」と挨拶。「本年度の展望ではさらに厳しい状況が予想される。この時こそ組合員が一致団結し、難局を乗り切っていかなければならない」と、後進に激励の言葉を贈った。
来賓祝辞では、山梨県警察本部生活安全部の古谷一栄部長をはじめ、全関東遊連の金子義治専務理事らが祝辞を述べた。山梨県警察本部生活安全企画課の石川善文許認可管理室長が「法令遵守の営業について」と題した行政講話を行った。石川室長は広告宣伝について、「最近では、のめりこみの防止や依存症への注意を促す広告もあり、過去に見られたような特定機種のイベントで射幸心を煽るような広告からは様変わりした。組合が広告宣伝規制に積極的に取り組んだ成果だ」と組合の取り組みを評価した。
［６月４日・日刊遊技情報］