サンセイR&Dは6月26日、東京都渋谷区神宮前の原宿クエストホールにおいて、7月27日納品開始予定のパチンコ新機種「CR牙狼金色(こんじき)になれ」新機種発表会を開催した。
発表会の冒頭には同社執行役員営業本部長の長谷川和馬氏が登壇。「すでに多くのパーラー様に見ていただいているが、10人中10人が、ある一定のタイミングでかならず笑われている。この笑いはおそらく、想定外、想像以上のものに出くわしたときに出る笑い。導入後には、多くのパチンコファンがパーラー様と同じ反応をされ、パーラーに笑いが広がるだろうと思う。本機にはさまざまなサプライズが隠されている。今後の機種開発においても、私どもの会社は普通の機械は作らない。驚くような機械、思わず笑いが出てしまう機械を用意しているので、今後とも期待してほしい」と述べた。また長谷川氏は、ホールからすでに販売予定台数のおよそ2倍の案件を受注していることを明かした。
つづく新機種プレゼンテーションに登場した同社開発製造本部エグゼクティブプロデューサーの山下耕司氏は、「コンセプト、テーマとして掲げたのは、パチンコってもっとオープンになってもいいのではないのか、ということ。パチンコを一人ひとりで楽しむのではなく、みんなで楽しんでいいのではないか考えた。新生「CR牙狼」ではまさにこのコンセプトとテーマを具現化させた」と説明した。
ゲストには、本機がタイアップコンテンツとするテレビシリーズ第3弾「牙狼〈GARO〉~闇を照らす者~」で主人公「道外流牙」を演じる俳優の栗山航と、タレントのIMALU、モデルの高橋メアリージュンが登場し、トークセッションを行った。パチンコ初体験だと言うIMALUは試打で、役モノによる演出や液晶画面の映像に驚きを隠せない様子であった。
同機では専用枠「金狼(KINROH)」を採用。巨大フェイス役モノ「PERFECT FACE Of GARO」は今回、液晶画面を覆うのではなく、筐体の上部に出現する。可動役モノにはほかに、筐体右に「牙狼剣」を搭載。液晶画面上には「ゴールドビッグエンブレム」が出現する。
同機のスペックは、大当り確率399.60分の1のV‐STタイプ。基本的にはホールで稼働中の「CR牙狼FINAL‐XX」を踏襲している。特図1からのST「ヤミテラス」突入率(「魔戒CHANCE」獲得率)は51%。特図2では実質16R大当りの振り分けが100%となる。大当りには、初代「CR牙狼XX」の大当りを再現した「初代チャンス」、約2000個大当り2セット確定の「スーパーガロボーナス」などが新たに搭載されている。演出には、年間を通じて変化するRTC機能を搭載。同機オリジナルの「ホラー」32体が登場する。
発表会の途中、同社のサポートチーム「サンセイガールズ」が紹介された。3人中2人が新メンバーに入れ替わり、以前よりメンバーであった史織に、片岡沙耶と野村さやかが加わった。
[7月1日・日刊遊技情報]