全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)は6月26日、「ぱちんこAKB48 バラの儀式」を販売する京楽と「CR牙狼金色になれ」を販売するサンセイR&Dの2社に対し、4団体合意を順守した公平な販売方法を行うことを求める文書を発出した。関係者への取材でわかった。当該文書は「全日遊連発第114号」および「全日遊連発第115号」。
文書ではメーカーに対し、4団体合意にあった「安易に中小ホールを切り捨てるような大量導入優先販売」や「購入機歴を条件とするような機歴重視販売」を行わないよう要請。京楽に対する文書では、特に「ぱちスロ必殺仕事人」の機種名を明記し、同機との抱き合わせ販売を行わないことを求めた。
4団体合意は、全日遊連、日本遊技関連事業協会(日遊協)、日本遊技機工業組合(日工組)、日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)との間で2009年1月に締結。大量導入優先販売の是正や抱き合わせ販売の禁止を明記した。だがこれまでにも、合意に反する販売方法を一部メーカーが行っているという指摘がホール側よりしばしば出されていた。
[7月8日・日刊遊技情報]