ダイコク電機は8日、2015年3月期第1四半期決算短信[日本基準](連結)を発表した。情報システム事業では、情報公開機器の新製品「BiGMO TypeⅣ」、「IL‐X2」および「DESTIA」の販売を開始し、売上、利益ともに前年同四半期より増加した。その一方で制御システム事業では売上、利益ともに減少した。
連結経営成績(累計)は、売上高129億1300万円(対前年同四半期増減率プラス13.9%)、営業利益14億9300万円(同プラス13.5%)、経常利益15億3600万円(同プラス13.2%)、四半期純利益9億5700万円(同プラス20.8%)。直近に公表された通期業績予想の修正は発表されていない。
セグメントごとの業績では、情報システム事業が、売上高98億1300万円(対前年同四半期増減率プラス37.0%)、セグメント利益17億6400万円(同プラス27.2%)。新規にオープンした大型店で、CRユニット「VEGASIA」と情報公開機器「BiGMO PREMIUM」の導入がすすみ、既存店舗でも入替がすすんだことが売上増につながった。
一方制御システム事業は、売上高31億円(同マイナス25.8%)、セグメント利益1億4500万円(同マイナス63.7%)。「遊技機の稼働貢献」による顧客からの信頼獲得を目指して組織全体の体制と運用の見直しを図り、また製品全般の品質保証体制構築に向けて品質向上プロジェクトを発足させたと報告している。
[8月20日・日刊遊技情報]