経済産業省大臣官房調査統計グループは、「特定サービス産業動態統計調査」の2014年8月分速報値を9日付で公表した。「パチンコホール」の売上高は、前年同月比の95.3%と、本年4月から5カ月連続でマイナス値となった。ただ、対前年同月比で1割以上の落ち込みとなった7月に比べ、8月の落ち込み幅は4.7%にとどまっており、幾分改善している。
対個人サービス業の趣味・娯楽関連業種のうち、売上高が前年同月より増加したのは、「ゴルフ場」と「ゴルフ練習場」、そして「遊園地・テーマパーク」の3業種。「ゴルフ場」では、営業ホール数が減少したものの、利用料金収入と利用者数が増加し、売上高は3カ月ぶりにプラスへ転じた。「ゴルフ練習場」では、利用者数が3.5%増加し、売上高は8カ月ぶりに対前年同月比でプラスとなった。
[2014年10月17日・日刊遊技情報]