5回目の開催となる「ぱちんこ情熱リーグ」の決勝大会が11月26日、大阪市西区新町の「オリックス劇場」において実施され、徳島市の『パーラーグランド二軒屋』(グランド商事・アドバンス)が優勝、出場296店舗の頂点に立った。決勝大会では、決勝進出を決めていた6ホールが壇上で店舗スタッフによるプレゼンテーションを行った。
『パーラーグランド二軒屋』はプレゼンテーションで、小さな成功体験の重要性を強調。その積み重ねが店舗の成長に繋がると説明した。そのうえで各スタッフが、成功体験や成長体験の発表を行った。2007年からグループ全体で取組む「環境整備」では、毎日20分の掃除を徹底。来店者にサプライズや感動を提供する取組みでは、自己紹介や天気予報など20種類以上のバリエーションを用意したブラックボードを設置。トイレの個室に自分たちで制作した情報誌「二軒屋新聞」を置いてコミュニケーションツールとして活用している。来店客とのコミュニケーション強化は、カード会員の連続獲得日数1735日(現在も継続中)という記録をもたらしているという。
優勝決定後の記者会見において同店の森将訓店長は、「みんなでひとつのことに対し、同じ明確な目標を立てて、ともに歩んできたことは私の誇り」と述べた。また優勝できた要因としてスタッフ一人ひとりがその想いを伝えることができたことを挙げ、スタッフを称えた。
「第5回ぱちんこ情熱リーグ」には全国296店舗がエントリー。今大会より予選では、全国を第1エリアから第3エリアまでの3エリアに分け、各エリアより上位2ホールが決勝大会に進出した。決勝大会進出ホールは、第3エリアを予選1位で通過した『パーラーグランド二軒屋』のほか、岩手県一関市『WINSニュー公楽一関ライト館』、千葉県八千代市『コンサートホール勝田台Ⅱ号店』、大阪市西成区『はんぶんや』、大阪市西淀川区『ベラジオ姫島店』、大分県津久見市『セントラルパーク津久見店』が出場。決勝大会で、1ホールあたり20分間のプレゼンテーションを行った。前回までは決勝大会への来場者による投票により優勝者を決定していたが、今大会では来場者による獲得投票数に加え、予選での成績を合算し優勝ホールを決定した。
前回までの「ぱちんこ情熱リーグ」の優勝ホールは、第1回『駅前ペリカン』(石川県) 、第2回『JOY STAGE』(愛媛県) 第3回『ベラジオ本店』(大阪府)、第4回『ベラジオ庄内店』(大阪府)。第3回、第4回と2連覇したべラジオグループ(べラジオコーポレーション)は今大会でも決勝大会に2店舗を進出させたが3連覇はならなかった。
[2014年12月1日・日刊遊技情報]