パチンコメーカーで結成する日本遊技機工業組合(日工組)は11月25日付でホール系各団体に向けて文書を発出し、「ECO遊技機」の開発を継続していく旨、連絡を行った。
日工組は2012年5月に「ECO遊技機」構想を発表。その後、ホール5団体およびユニット2団体と協議を重ねながら「ECO遊技機」の開発をつづけてきた。だがホール団体の全日遊連は本年9月の理事会で日工組による説明に対して「同意できない」という決議を採択。日工組側の対応が注目されていた。
日工組が取り得る選択肢としては、①「ECO遊技機」構想を断念、②「ECO遊技機」構想を練り直して全日遊連などホール団体との協議を再開、③ホール団体との協議の結果とは関係なく従来の「ECO遊技機」構想を推進、以上の3つがあったわけだが、3番目の選択肢を採用した格好。ただ文書のなかでは、関係団体に対する説明を継続すると併記している。
[2014年12月1日・日刊遊技情報]