平和は9日から11日の3日間、全国の28都市において、パチンコ新機種「CR燃える闘魂アントニオ猪木~格闘技世界一決定戦~」の発表展示会を「日本全国闘魂展示会」と題して開催した。9日・ベルサール秋葉原での東京会場、10日・ホテルモントレグラスミア大阪での大阪会場、11日・ビアンカーラ・ヒルサイド・テラスでの名古屋会場には、アントニオ猪木が出演した。
同機はプロレスラーで政治家としても活動するアントニオ猪木とタイアップしたパチンコの5作目。2012年11月に発売された前作からは約2年振りとなる。巨大なボタンにドットを表示する「デカドットボタン」搭載の新筐体「RISING X」第1弾機種。納品予定日は来年2月1日。初期ロットでの販売予定台数は3万台。
同機のスペックは、大当り確率399.6分の1、確変突入率51%、確変継続率100%のV‐STマックスタイプ。右打ちのST「道RUSH」は、150回転のロングSTとなっており、高確中の大当り確率95.0分の1、トータル継続率約80%で、ライバル対猪木のバトル演出が展開。ST中の大当りはすべて16R大当りとなる。
初当り時の図柄揃いからはプレイヤーが長州力と対戦する「てめぇの力で勝ち取ってみろBONUS」となり、また猪木がプレイヤーに「闘魂注入」を行い立ち上がれば突入する「闘魂継承BONUS」では「123ダァー!チャレンジ」で「ダァー!」を決められればST「道RUSH」に突入できるなど、新しいながらも猪木らしい演出が盛り込まれている。
ST中のバトル演出には、モハメド・アリをはじめ、橋本真也、武藤敬司、グレート・ムタ、前田日明、藤波辰爾、長州力が登場。猪木が叫ぶほど強技が炸裂する「ランクアップバトルシステム」となっている。演出には、本機のために撮り下ろされた猪木の実写映像演出も盛り込まれている。
アントニオ猪木が登場した3会場のなかでも東京会場には特に、多数のプレス関係者が集まった。実機にも収録されているモハメド・アリとの一戦について猪木は、「モハメド・アリと対戦したお陰で、世界にアントニオ猪木の名が知れ渡った。いまだにアメリカに行けば、アリと戦った男としてTVでも報道してくれる。彼と戦っていなければ今の自分はいない」とふりかえった。各会場で、選ばれた来場者に「闘魂注入」を行い、最後を「123ダァー!」で締めくくった。
[2014年12月12日・日刊遊技情報]