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日遊協「第5回定例理事会」を開催 ~日工組団体加盟の受け皿を用意

日本遊技関連事業協会(日遊協)は8日、東京都千代田区隼町のグランドアーク半蔵門において、第5回定例理事会と会員報告会を開催し、記者会見を実施。終了後に、新年祝賀会を開いた。

記者会見ではまず、庄司孝輝会長が、日本遊技機工業組合(日工組)の日遊協への団体加盟について説明を行った。庄司会長は、「これまで『遊べる遊技機』の実現について日工組と話し合いを行ってきた。両団体とも新しい機械を出していくことについて、またファン拡大への試みについて、見解の共通する部分がある。日工組からは団体加盟したいとの要請があったため、我々もその受け皿を用意していく」と述べた。日遊協では現在、団体加入の実現に必要な規定の改正案を準備中であり、改正案は本年の同協会総会において承認可決される見込み。

また、パチンコ・パチスロ産業21世紀会(21世紀会)のなかに設置された遊技産業活性化委員会の活動の進捗状況についても説明があった。委員会では今後、日遊協、日工組に、全日遊連と、さらに同友会、余暇進、PCSAを加えた6団体の代表者が集まって、短いスパンでの話し合いを重ねていきたいとの考えを説明。庄司会長は、「6団体ではまだ、具体的な行動を取れていない。今後は6団体の代表者が集まって、どういう方向で、いつまでに、何をやるかを決め、各団体内の委員会へ落としていくように活動方針を見直した」と話した。業界は、カジノ実現の可能性が高まっていることもあり、委員会は活動のスピードアップ化を図り、委員会としての成果を具現化させる必要に迫られている。そのために委員会はまず、活動の在り方・進め方を変える必要があるとの認識を示した。

定例理事会では「2014年パチンコ・パチスロファンアンケート調査(ホール来店客調査)」の報告書(案)が提出されている。手直しを行ったうえで後日、完成版のデータを配信する予定であると、参加した記者らに連絡した。

[2015年1月13日・日刊遊技情報]

日本遊技関連事業協会(日遊協)