ダイコク電機は10日、2015年3月期第3四半期決算短信[日本基準](連結)を公表した。
セグメント別では、情報システム事業が、CRユニット、情報公開端末、呼出ランプなどの販売が好調だったため売上では対前年同期比で8.5%増加したものの、研究開発費が増加したために利益では11.1%減少した。
制御システム事業では、販売機種数が減少したことにより表示ユニットの販売台数は前年同期を下まわり、またメーカーのコスト低減の動きによりリユース品の比率が高まったことなどから、売上高では27.4%減少し、利益では92.0%減と大きく減少した。
同四半期の連結経営成績(累計)は、売上高446億5700万円(対前年同四半期増減率マイナス5.4%)、営業利益42億2300万円(同マイナス34.5%)、経常利益43億1500万円(同マイナス34.1%)、四半期純利益27億4700万円(同マイナス30.2%)。直近公表の通期業績予想からの修正は発表されていない。
[2015年2月24日・日刊遊技情報]