西陣は2日、東京都台東区東上野の同社ショールームにおいて、新機種「CR甦りぱちんこ~花満開~」のプレス発表会を開催した。同機には、RTC機能により1台で最大4機種のゲーム性をたのしむことができるという業界初の「新装システム」を搭載する。導入時の「花満開」「麻王」のゲームモードに加え、数週間おきに「花鳥風月」と「球界王」が追加される。演出では、シンプルにノーマルリーチのアツさを表現しており、パチンコ本来のおもしろさを体感することのできる仕様になっている。納品開始予定日は4月19日。
今回発表された「CR甦りぱちんこ~花満開~M」は、大当り確率225.21分の1のライトミドルタイプ。確変割合52%の確変ループタイプとなっている。入賞順消化の通常時8個保留タイプであるが、賞球数がヘソ3個、電チュー2個となっているために、始動口平均賞球数は業界初の2.5個となる。連続演出と1分以上の超ロング変動を排除したシンプルな演出となっていることもあり、アウト効率が90%と高い。演出頻度の異なる3つの演出モードより、プレイヤーが好みで選択可能。1時間に1回、RTC機能により次回追加機種を体験することのできる「体験モード」が発生。遊技機自体が次回の来店意欲を掻き立てる販促ツールとしても機能する。
プレス発表会では、主催者を代表して同社取締役営業統括本部長の近藤修一氏が、「本機搭載の4機種はいずれも、今日までの西陣ブランドを支えてきたタイトル。『打ちたいけど打ちたい台がない』『演出が複雑でわかりにくい』といったシニアを中心とするユーザーをメインターゲットとして企画開発した」と紹介。機種説明の後には、スペシャルゲストのお笑い芸人・ダブルネームがトークセッションを行い、会場は笑いに包まれた。
[2015年3月4日・日刊遊技情報]