関西遊技機商業協同組合(関西遊商)はこのほど、大阪市浪速区元町のナンバプラザビルにおいて、第4回の取扱主任者リーダー講習会を開催した。この講習会は、組合員企業に所属する取扱主任者のなかからリーダー的役割を担う人材を育成し、取扱主任者全体のスキルアップを図ることを目的として、本年度からスタートした。2月25日から3月5日までの7回の講習会では最終過程として、受講者が試験官としての役割を体験。計93人の取扱主任者が受講した。
4日の講習会には関西遊商セキュリティ委員長の加藤誠一氏も出席。受講者は2人1組のペアに分かれ、受験者と試験官の役割を30分ずつ交互に体験した。遊技機点検確認の動作を再確認しただけでなく、実機試験についての理解を深めた。試験官としての役割を果たせるようになることで、社内研修のレベルアップを目指す。
加藤氏は受講者に対し、「リーダーの皆さんには1年間の講習会を通じ、我々の考え方、方針を理解していただいた。取扱主任者の新規講習の指導、点検確認の徹底などによって、全体のレベルアップにつなげてほしい」と期待した。
[2015年3月11日・日刊遊技情報]