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21世紀会、「置引き防止マニュアル」各団体での活用を呼びかけ

パチンコ・パチスロ産業21世紀会(21世紀会)は1日、3月30日開催の遊技産業活性化委員会で報告・承認された「置引き防止マニュアル」およびのめり込み防止共通標語(21世紀会バージョン)について、会員団体に向け文書で連絡を行った。

3月16日開催の21世紀会では、全日遊連理事会で承認された「置引き防止マニュアル」第1版について報告を行っている。同会ではこの第1版表紙の団体名を全日遊連から21世紀会に改めた版を作成し、会員団体に送付して活用を呼びかけた。同マニュアルは、基本的にはホールの現場向け。「置引きの発生状況について」「置引きをさせない店舗作りのために」「防犯体制の整備」「注意喚起と警戒強化」「防犯カメラ等の適切な設置と活用」「周辺機器、その他設備の適切な活用」などの章より構成されている。

のめり込み防止共通標語については、3月16日開催の21世紀会において、全日遊連による「パチンコ店における依存(のめり込み)問題対応ガイドライン」の修正点を承認し、21世紀会でも同日付で改訂を行っている。そのうえで修正したのめり込み防止共通標語の21世紀会バージョンを作成し、ホームページからのダウンロードページの公開を開始した。全日遊連では3月11日開催の全国理事会において、以下のような決議が行われている。

「折り込みチラシへののめり込み防止標語の挿入は、約20%のサイズで平成27年4月1日以降も、当分の間、継続する。なお、地元警察等からの「防犯」「交通安全」「置引き防止」「振り込み詐欺」等の啓発文言挿入の要請がなされた場合は、それらを含めて20%とする。その場合においても、のめり込み防止標語は最低10%を確保することとする。」

[2015年4月6日・日刊遊技情報]

全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)

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