京都府遊技業協同組合(京遊協)青年部会は21日、京都市上京区新町通中立売の京都ブライトンホテルにおいて第40回定期総会を開催した。総部会員数14名中、委任状を含め12名の出席により、総会は成立した。
冒頭で挨拶に立った白川智久部会長は、「業界はメーカーまでもが倒産するという前代未聞の状況下に置かれている。そのようななかであっても、青年部会として社会貢献活動を中心に、諸先輩が築いてきた歴史を継続していけるよう、前へと進んでいきたい」と話した。
議案審議では、2014年度の活動報告並びに決算報告、2015年度の活動計画、予算承認など、上程された議案はすべて満場一致で承認された。また、任期満了に伴う役員改選が行われ、白川氏の部会長続投が決議された。
来賓祝辞では、京都府警生活安全部生活安全企画課許可等事務審査室の河野靖之室長補佐と京遊協の白川鐘一理事長が登壇。河野室長補佐は、パチンコが京都府民にとって憩いと安らぎを提供する真の大衆娯楽となるために必要な遵守事項として、部品を含めた遊技機流通における適正な手続きの履行の徹底と、広告宣伝の健全化の2点を改めて要請した。
白川理事長は「今は不景気で苦しいが、修行だと思って耐え抜いてほしい。かならずトンネルの出口は見えてくる」と述べたほか、京遊協では5月1日より、ライターの取材あるいは来店による実質的な“イベント”を自主規制することを明らかにした。総会終了後には、近隣府県の青年部会員らを招いて、懇親会が催された。
[2015年4月24日・日刊遊技情報]