パチスロメーカーのアリストクラートテクノロジーズ(本社・東京都千代田区東神田)は23日、会社清算を決定し、そのための諸手続きを本年末を目途にすすめることを予定していると発表した。同社子会社のスパイキーは、アリストクラートテクノロジーズ清算後も体制を変更して同社製品のサポートを継続するとしている。
アリストクラートテクノロジーズは、オーストラリアに本部を置きカジノ向けスロットなどを製造販売するアリストクラートレジャーリミテッドの日本法人。日本市場撤退の理由として、急激な開発費の高騰、パチスロに関するルール変更の事業計画への影響と不透明性、市場縮小による見込み販売台数の低下を挙げている。オーストラリアのアリストクラートレジャーリミテッドは今月21日に、日本市場からの撤退を発表していた。
[2015年4月28日・日刊遊技情報]